《中日對照讀新聞》忠猫「アユ」、飼い主を送迎 忠貓「香魚」接送主人上下班
◎林翠儀
和歌山県田辺市の団体職員、久保清さんが飼っている雌ネコが、自宅近くの職場に向かう久保さんを先導するように歩き、仕事を終えるのを待って一緒に帰宅している。近所では、主人の帰りを待った忠犬ハチ公のようだと話題になっている。
日本和歌山縣田邊市非營利團體職員久保清先生飼養的母貓,每天為正要前往住家附近辦公室上班的久保先生開道,並等待主人結束工作後一起下班回家。就像等待主人回家的忠犬小八一樣,在街坊引發話題。
久保さんは、飼っていたネコが今年初めに死んだため、5月に田辺市のワンニャン会から譲り受けた。アユ釣りが好きな久保さんは「アユ」と名付けた。体長20センチほどの子ネコだったが、今では大きくなって元気よく跳び回っている。毎朝寝ている久保さんを起こしに来るといい、すっかり慣れて家族の一員になっている。
由於飼養的愛貓今年初過世,久保先生5月在田邊市舉辦的貓狗會上認養新的小貓,喜歡釣香魚的久保先生幫小貓取名為「香魚」,原本體長只有20公分左右的小貓,現已成長茁壯、活蹦亂跳,每天早上還會叫久保先生起床,徹底習慣新生活,成為家裡的一份子。
久保さんの職場は自宅から歩いて数分の所にあり、アユは、仕事に出掛ける時はガードマンのように付き添う。職場には久保さんより先に姿を見せ「もうすぐ久保さんが出勤する」と職員にもおなじみに。日中は職場付近の涼しい日陰で待っていて、久保さんが帰宅する時はどこからともなく現れ、家路を共にする。
久保先生的辦公室距離住家只要步行數分鐘,出門上班時,香魚就像隨扈一樣陪在身邊。香魚每次都會比久保先生早一步出現在辦公室,熟悉這番場景的職員說,「久保先生馬上就到了」。白天,香魚會在辦公室附近找個陰涼的地方待著,等到久保先生下班時,牠會突然現身,陪著主人一起走回家。
ニュース・キーワード
慣れる(なれる):習慣、適應、熟練
例:人間(にんげん)とは、どんなことにも、すぐ慣れる動物(どうぶつ)である。(人類是一種不管遇到什麼狀況都能馬上適應的動物。)
付き添う(つきそう):陪伴、跟隨
例:最近(さいきん)は、奥(おく)さんの妊婦(にんぷ)健診(けんしん)に付き添う旦那(だんな)さんも増(ふ)えています。(近來陪伴老婆接受產檢的老公也變多了。)
漢字を読みましょう
忠猫(ちゅうびょう)/送迎(そうげい)/先導(せんどう)/近所(きんじょ)/忠犬(ちゅうけん)/一員(いちいん)/姿(すがた)/出勤(しゅっきん)/日陰(ひかげ)/家路(いえじ)